複数のスポーツをプレーするマルチ・スポーツ・プレーヤー

NFLのスーパースターで2年連続スーパーボウルで活躍したシアトル・シーホークスのクオーターバックラッセル・ウイルソンが、テキサス・レンジャースのスプリングトレーニングに参加しています。
サプライズのような形での参加で昨年に続き2回目です。
ウイルソンは、2010年のMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから41巡目指名で入団しました。
2010年はA級のノースウエスト・リーグで2塁手として32ゲームに出場し、2011年はA級のサザンアトランティック・リーグのアッシュビル・ツーリスツで61試合、AVG.221、3ホーマー、15打点の数字を残しています。
2012年にNFLのシーホークスに指名され、専念するため翌年のロッキーズのキャンプには参加しませんでした。
そして、2013年のルール5ドラフトでテキサス・レンジャースが指名しウイルソンを獲得し、今スプリングトレーニング参加で2回目になります。
現在、ウイルソンは、NFLのシーホークスで成功を収めているため、代理人はボー・ジャクソンやディオン・サンダースのように二刀流でプレーすることはありえないと言っていますので、MLBでのプレーは100%ないと思います。

二刀流のアスリートといえば、ボー・ジャクソンディオン・サンダースがすぐに出てきます。
ジャクソンはオーバーン大学のカレッジ時代にハイズマン賞を受賞していながら、ベースボールを選択し、オールスターゲームにも出場しています。
“もっとも人気のあるスポーツ“のNFLを趣味だとして本業はベースボールと公言していました。皮肉にも趣味のNFLでの大怪我でMLBも短命に終わりましたが、並外れた身体能力を持ったスーパーアスリートでした。
NFLの殿堂入りしたディオン・サンダースもまたNFLとMLBの両スポーツでスターであり、ワールドシリーズとスーパーボウルの両方に出た唯一の選手です。

最近のプロスポーツは代理人がついているケースが通常のため、怪我によるリスクを考慮して1つのスポーツに専念する傾向にありますが、アメリカではスポーツのシーズンがそれぞれはっきりと分かれているため、年間を通すと2つのスポーツを掛け持ちする選手も多く、また、1つのスポーツに優れた選手は別のスポーツも優秀なのです。
NFLとMLB、NFLとNBAなどといった違うスポーツの両方からドラフト指名される選手も沢山存在します。
たとえば、NFL殿堂入りのジョン・エルウェイは日米大学野球でも来日して中軸を打っていて、ニューヨーク・ヤンキースに指名されマイナーでプレーしていました。
MLBでサイヤング賞を受賞し、殿堂入りのトム・グラビンはNHLからドラフトされました。
これまた殿堂入りの名プレーヤー、デーブ・ウインフィールドは3つの違うスポーツからドラフトされました。
現ボストン・セルティックスのGMダニー・エインジはハイスクール卒業時トロント・ブルージェイズに指名され、ブリガムヤング大学に通いながらブルージェイズでプレーしていました。1981年にNBAのセルティックスの指名を受けると、MLBをすっぱりと辞めNBAへ行きました。

2014年にFOXスポーツがマルチ・スポーツ・アスリート、トップ10として複数スポーツをおこなったのスポーツプレーヤーを10名発表していますので、見てみましょう。


1.ジム・ソープ
2.ハーシェル・ウォーカー
3.ディオン・サンダース
4.ジョー・ルイス
5.ボー・ジャクソン
6.ボブ・ヘイズ
7.ジャッキー・ロビンソン
8.ジム・ブラウン
9.ジーン・コンリー
10.ブライアン・ジョーダン

4位のジョー・ルイスはボクシングで有名ですが、その後、ゴルファーに転じ、アフリカン-アメリカンの扉を開きました。
野球の人種差別の壁を打ち破ったことで有名な「42」ジャッキー・ロビンソンはUCLAでは陸上競技とフットボールの方が活躍していて野球はあまりパットしなかったというのは知られていません。
NBAの「神様」マイケル・ジョーダンも最初の引退後、一時、野球のシカゴ・ホワイトソックスのマイナーに在籍していました。

今後、複数のスポーツで活躍するスター選手がまた出てくるかもしれません。
日本ではどうでしょう?野球とサッカー?野球とテニス? ちょっと無理ですね・・・・。

画像
2010 Bowman Baseball
Rookie Card #BDPP47 SP RC
RUSSELL WILSON


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